RAID(レイド:Redundant Arrays of independent Inexpensive Disks)は数台のハードディスクドライブを組み合わせる事でコンピューターの大容量化、読み込み速度の高速化、そしてデータの安全性の向上を実現した装置です。
複数のHDDのディスクユニットに同時にデータが書き込まれているため、もしもどれか1台が破損したとしても他の装置から読み出してそのままシステムを中断させる事無く作業を続行する事も可能です。
RAID0(ストライピング)の規格ではただデータを分散して書き込んでいるだけなので物理障害への耐性はむしろ普通のパソコンより低いのですが、
RAID1(ディスク・ミラーリング)の規格でしたら故障したHDの代役になります。
またRAID5やRAID6も、ディスクアレイの一部が故障した時に、組み込んでいるハードディスクが1台でもまだ破損していなければ、そのディスクファイルやソフトウェアプログラムのサルベージ作業を行い、別のパソコンや外付けHDDにコピーする事でデータの損失を防止できます。
その後、故障したハードディスクは新しい製品に入れ替えをして、一旦RAID全体の構築を見直した後で改良するなどしてから、再び運用しましょう。
しかし壊れたHDDの存在に気づかなかったり、新品への交換修理が遅れて時間が経つにつれて、ディスクアレイ全体にも負荷がかかり、寿命の近いドライブから順に次々と破損していくおそれもありますので、出来る限り早急に破損した箇所の換装により修理を行いましょう。
